労働生産性を上げるには

先日ある番組で、GDPを基に算出されたOECD加盟国38国の中の労働生産性の世界ランキングを発表していた。

今の日本の順位は28位、前後はポーランドとエストニア。アイルランドが1位でアメリカは3位だった。日本は衝撃的に低い順位だと感じた。

 

経済学者の成田悠輔さんがその答えを解説していた。労働生産性が低いということは効率性が悪いという側面はあるものの、結局どれだけ効率的に働こうが、それ以上に日本はあらゆる商品やサービスを安く売り過ぎている為、結果その数字が落ちているのだろうとのことだった。

 

国対比の労働生産性のことなど我々が考えることでもないが、「安く売り過ぎている」という点においては、全ての企業は改めて考えた方がいいかもしれない。

 

当然、回避するポイントはただ一つ。「売価を上げる」しかない。それぞれの企業は、それぞれの自社の商品でありサービスをいかに高く売るかという面を今一度強く考えなければならないということだ。

 

建設業界においても、当然同様なことが言える。いかに受注金額を高くするか?という点に最大限フォーカスし、その対策に各企業の経営者の思考、経営会議・営業会議等の各会議での議論を充てなければならないのではないかと思う。

 

そんなの出来る訳がない、と思った時点で限界はそのうちにやってくるのだろう。いくら販売数を増やしても売上を増やしても、純粋な生産性の指標は「利益」に準ずるので、利益が無ければその数字は落ちていくだけだ。それはつまり、自社の社員に負担をかけ続けることに他ならない。

 

それを回避する方法は意外に単純であり、簡単である。この15年間、私はひたすらそれのみを訴え続けている。

 

利益を上げることのみに、全ての知力と労力を投じるべきだ。

 

 

 

「建設業のための経営改善バイブル」(第5版御礼) 

「粗利だけ見ろ」(第6版御礼) 

「建設業経営 利益最大化の法則」(第2版御礼)

「粗利至上主義」(第2版御礼)

 

 全国の書店、インターネットで発売中です!


 (本社所在地)

 921-8823 石川県野々市市粟田5-499