挫折と試行錯誤により未来を変えていく

経営をしていれば大変だ。受注の心配に工事の心配、資金繰りや銀行対応、余裕があればまだいいが、あったとしても将来への不安はずっと付いて回る。何故自分ばかりこんな苦労を、と会社の状態によっては思う人もいるのではないだろうか。

 

私は起業してもう17年になる。この17年もいろいろとあった。簡単に振り返る事などできない。良く寝た記憶も、心から笑った記憶なども実はほとんどない。ずっと仕事のことと子供達のことばかり考えていた気がする。

 

個人的には、38才の時にサラリーマンを辞めた。結果的にはいい時期での転職であり起業だったが、それはあくまでも結果論だ。当時は退職を後悔したし、何回かサラリーマンに戻ろうとした位。思い切りがいいように見えて、実は振り返ってばかりの時でもあった。今、29才と27才の子供達も順調だったかと言えば、とてもそうは言えない。長男は高校1年時に他校の生徒とケンカして一発退学、次男も高校野球では何とか頑張ったものの、野球推薦で入った大学の野球部を1年の時にケガで退部、それぞれの事情があったとはいえ、結果としてはそうなっている。

 

これだけ見ると、とても順調とは言えない。しかし現時点を捉えれば、「結果的に」その全てを好転させることが出来ている。

 

私は起業当初は苦労したが、5年経過時点でその成果からか一気に名前が上がってきた。その後の書籍出版で2冊ともにベストセラーになりコンサルティング依頼が増え、そこでコンサルタントとしての基盤は完全に固まった。その流れは今も続いている。

 

長男は高校退学後に高卒認定の資格を取り、その後まさかの早稲田大学に入ることができた。卒業後は楽天に就職し、2年で副業を軌道に乗せて起業。29才の現在は売上高が億越えの会社の社長になっている。

 

次男も野球部退部後にクラブチームで野球を再開して都市対抗野球の東京都予選に参加。その就職したが、就職後1年で退社し長男同様に起業。今では私の会社の入り、SNSコンサルタントとして、それなりに知名度が上がってきている。

 

その全ては簡単ではなかったが、振り返って見れば、そんなに辛く厳しい道でもなかった。それぞれの時点で、深く思考し、最善の道を探り、その道をただ全力で走っただけだ。

 

誰にだっていろいろとある。大した変化もなく、苦労もなく、悩みもない人などはいない。中西さんはいいですね、と本当にいつも言われるが、そんなはずもない。いろいろあった中でそれを突破してきただけだ。

 

「思考の方向性」と「試行の道」さえ間違えなければ多分何とかなる。その大体は何とかなる。唯一の恐れは、今を変えることだろうか。

 

いずれにしても何においても、「今のまま」という選択肢だけはどんなタイミングでもあり得ない。勇気を持って変えるしかない。

 

 

 

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