コンサルタントを辞める時

自分が今のコンサルタントという仕事を辞める時はどういう時か?実はそれはもう10年以上前から決めている。

 

仕事がなくなったら?気力がなくなったら?頭が鈍ってきたら?うまく話せなくなったら?70才になったら?

実はそのどれでもない(もちろんその状態だと、そもそも続けられないが)。

 

それは「会社を改善に導けなかった時」だ。

 

自分が入って、会社の数字が上がらない、会社は何も変わらない、顧問料の価値も見出せない、又、その会社が万が一にも倒産などの道を辿った場合などは、その瞬間に自分もこの仕事を辞めようと思っている。

 

もちろん私などが辞めた所で、その会社にとっては何にもならない訳だが、少なくともその後も仕事であり業務をのうのうと続ける事などできるはずもない。倒産まではいかなくとも、私が入って2年以内に数字が全く伸びない会社が1社でもあった時点で辞めるつもりでいる。その瞬間に

全てを辞める。辞めてその後どうするかなども考えてもいない。とにかく自分で自分に責任を取り、辞めるだけだ。

 

一般的にコンサルタントは高額の費用だけ取って、使い物にならない的な話はよく聞く。私が新しく契約した会社に入る際にも、その前に別のコンサルタントが数年いたという事も何回もあったが、その人達は会社が何も変わっていないにも関わらず、悪びれもせず「会社が悪い」的な雰囲気で颯爽と去っていっていた。その数年で会社はそのコンサルティング会社に何百万円、下手をすると千万円単位の金額を払っているだろう。それで結果が出なくても皆、平然としている。ある意味腹が座っていて凄いなと感心する。しかし私には残念ながらその勇気も肝もない。

 

結果が出なかった時点で、失敗した時点で負けなのだ。せめて潔くこの業界から去るしかない。

 

そう決意してからまだ仕事を続けられているという事は、自分的には今の所は何とか結果は出せているという事だ。しかし全ての会社が自分の理想の数字に届いたかといえば、そうでない会社もいくつかはある。ただ正直、自分が入った事により会社は大きく変わり、業績を大きく上げる事が出来た会社は圧倒的に多い。経営者の方や社員の方、そしてサポートしてくれた方々の協力もあり、これまでは大きな結果を出す事だ出来た。

 

しかしそれが今後も続けられるかは分からない。

 

私も徐々に衰えていく。多分自分の全盛期は50才付近だったと思う。そこを100とすれば、今は90位か。何となく落ちている気もしないでもない。

ただその分、経験値が加わっている、新たな思想や武器も手に入れた。よって実質は90+20で110位の感覚か?30代中盤に差し掛かったピッチャーのような感じで熟練の技を磨いている。今のダルビッシュ的な感じだろうか。

 

自分の完全引退がいつかは分からない。身体がいつまで健康かも分からない。ただ、60才を1つの区切りにしたいとは感覚的には思っている。そこで普通に引退するのか、もうちょっとは続けるのかはまだ分からない。ただ、上記のように強制的に自分自身にケリをつけるような幕引きにはしたくないとは思う。

 

まずはあと4年。「失敗」はせずに、引退の年まで走り続けていきたい。

 

 

 

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