にせもののコンサルに捕まるな

先日、私の教えているまた別のコンサル受講生(Bさん)が、新たなコンサルティング契約の内諾を得てきた。

 

その契約締結の為にBさんと契約書の内容確認をして、今後のコンサルティングにおける必要書類等の打診を先方の会社にしてもらった。

 

そして契約当日、その契約はキャンセルとなった。

 

すぐにBさんから私の所に連絡があり、話を聞くと、先方の会社は1年以上前から既に別のコンサルタントを入れていたとの事で、Bさんが新たに利益を上げるコンサルティングの提案をして社長が内諾したのを聞いて、そのコンサルタントが「私も出来ます」的な事を言ってきたようだ。契約予定の席にはそのコンサルタントも同席しており、「私が今からやろうとしていた事」だとも言ってきたそうだ。

 

この話を聞くだけで、その人おかしいなとは思わないだろうか?普通誰でも思うはずだ。

 

自分にも出来るなら1年以上いる時点でやっていればいい。それがその時点でやっていない事こそが問題だ。そのコンサルタントは利益改善をせずして1年以上も一体何をしていたのか?どう見てもBさんの提案の内容を見て慌てて自分もやると言ってきたにすぎない。それにまた乗っかってしまうその経営者も経営者だが、世の中皆そんなものである。

 

そのコンサルタントは50才過ぎの人で、私と似たような年である。その人の会社のホームページも見たが、もっともらしい事は書いてはいるが、実績も基本理念も方針もそこには何もない。「顧問先の幸せのために」などとよく分からない事を書いているだけだった。

 

Bさんには、また半年後にもう1度行って見ればいい、と言った。半年たっても結果など出ているはずはないから、そこでその経営者がまともな感覚ならば、そこでようやく気づくはずだ。そこで改めて話をしてみればいいと言った。

 

しかしそういう人達は何故か口がうまい。Bさんも同席の場ではうまく切り返せなかったようだ。私がその場にいたかった位だが、もう今更しょうがない。その会社にはまた半年後に行く事にして、Bさんには数社ある他の契約候補先にまた打診をする事にした。

 

ここのコンサルタントがにせものとは断言はできないが、この流れを普通に聞くと、99%はにせもののコンサルタントだろうと思う。そして、私の著書にも書いてある事だが、このような人達が世のコンサルタントの99%だと私は思っている。銀行のコンサルティングなどもその1つだろう。

 

本物かどうかの見極めは誤ってはいけない。

コンサルタントの選定などだけでなく、全ての事において真実を見抜く目を持たなければならない。

 

そこを間違えてしまい、うまい話しなどには決して乗らない事だ。世の中の90%以上のものは、自分にとって意味のある、そして価値のあるものではないと思っていた方がいい。

 

にせもののコンサルタントに捕まってはいけない。

にせものの人に捕まってはいけない。

 

何より自分自身はにせものの存在になってはいけない。

 

 

 

「建設業のための経営改善バイブル」(第5版御礼) 

「粗利だけ見ろ」(第6版御礼) 

「建設業経営 利益最大化の法則」(第2版御礼)

「粗利至上主義」(第2版御礼)

 

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