分かっているのとできるのは違うのか?

この7年間で書籍を4冊出してきた。累計の販売数が約7万部。

又、最近はやっていないが、講演などにより視聴いただいた数も累計で千人単位にはなっている。

 

書籍を読んでいただき、又は講演を聞いていただき、「粗利益」の重要性そのものは、かなりの数の人には分かってもらっているはずだ。

しかし本を読んでのみ、又、講演を聞いて業績が急回復したという話は、たまに御礼のメールなどが届くが、あまり多くは聞かない。もちろんそもそもわざわざ著者に業績の連絡などして来ないとは思うが・・・。

 

逆にやろうとしているがなかなか自分達では出来ない、という話はよく耳に入ってくる。そこで最終的には私の所へ直接コンサルティング依頼が来ていた訳だが、最近はコンサルティングを教える事もしている為、その方達の意見は聞く事ができる。

 

答えは全て書籍に書いたつもりだった。1冊目では全詳細を、2冊目で更に嚙み砕いて表現し、3冊目ではその心理的な部分にまで突っ込んで伝えきた。4冊目は更にシンプルにまとめてみた。しかしどうもなかなか簡単には出来ないようだ。ただ、実際は本当に「書籍の通り」にやっている人はほぼいないと思う。必ずどこかで「自分流の」アレンジでありご自身の手法が少なからず加わっているはずだ。そして問題の大部分は、そのオリジナルのアレンジの部分にあると思う。だから結果がなかなかでないのではないだろうか。

 

それでも、そういう状態は私的にはかなり不本意である為、心理的な部分を更に深く追求してきたが、どうも原因はそこだけではないようだ。そして不足の部分においては、書籍などでは表現されきっていない、「もう1つの本質的なノウハウ」がある事に気が付いた。

 

①粗利益を徹底的に意識した経営をする

②全社年間目標粗利益を定める

③毎月の定例会議でその進捗を確認し合い、不足分への対応を話し合う

 

流れとしてはこの基本はこの3点なのだが、どうも②の部分の「定め方」に「もう1つも2つも深い部分がある」ようだ。書籍を読み返してみても、その部分には触れていない。私自身がコンサルティングを行う場合は、そこを「無意識に行い」、当然のように進めていたのだが、その部分を普通は皆さん理解していない為、大枠の流れにのみにしか、どうもなっていないようだった。

 

しかしポイントは完全に書籍で網羅している。皆、大部分は分かっているはずだ。多少の今一歩のアレンジが必要とはいえ、それでも「普通に」考えればそのアレンジ位は出来るはずだ。そう思っていたがそうではなかった。

 

その「肝」の部分は、今後機会を見て公開しようと思う。

何よりまずは現在のコンサルティング養成の生徒さん達に伝えないといけない。それにしても、体系化して伝える必要はありそうだ。

 

分かっているのとできるのはやはり違うようだ。

そのネジ1本分で稼働するか、稼働しないかが決まる。

こんなネジ1本で、と思ってしまう。

やはりコンサルティングは難しい・・・。

 

 

 

 

「建設業のための経営改善バイブル」(第5版御礼) 

「粗利だけ見ろ」(第6版御礼) 

「建設業経営 利益最大化の法則」(第2版御礼)

「粗利至上主義」(第2版御礼)

 

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