利益改善の最短ルート・最高益ルートへのカギは全て「粗利益率」にあった

コンサルティング業を始めて17年。多くの読者様のおかげで書籍は4冊も出させてもらった。

 

一貫して、目指すべきは「粗利益」その絶対的な信念に変わりはない。問題はそのアプローチ方法だ。

 

目標値を「売上高」から「粗利益」に変えるだけでも一定の結果が出る事は間違いない。それだけでもほぼゴールだ。その目指し方については、4冊の書籍でそれぞれ細かく述べているが、実は4冊目の「粗利至上主義の執筆後」に行き着いた答えが1つある。

 

今までは「粗利益率の設定」の上で「目標粗利益額を目指す」という「順番」であったが、それが「目標粗利益額の設定」の上で「粗利益

率を目指す」というように変わった。ほとんど同じように見えるが実は全然そうではない。比重のかけかたが完全に変わっている。敢えて数字で言えば、「2:8」が、「8:2」に変わっているといった感じだろうか。いや、もはや「2:8」が「9:1」かもしれない。目指すべきゴールはそのものは年間の目標粗利益額だが、そこに行くまでに徹底してこだわり続けるのが「粗利益率」に変わったのだ。新刊、発行後で申し訳ありません・・・。

 

当然、利益率にこだわりすぎるリスクはある。利益率にこだわりすぎるあまり、受注であり売上額が「あまりにも」少なくなる事だ。例えば、売上高5億円目安の会社で利益20%にこだわりすぎると、結局2億円しか受注出来ずに、粗利益率は確保できても、粗利益額そのものが足りなくなるというもの。そこを恐れて、私自身も「利益率」は1つの基準であって、こだわりすぎてはいけないと今までずっと言っていた位だ。

 

場合によっては利益率10%で勝負しないといけない時もあるし、5%でも手間が大してかからなければOKとしていた。しかし、その例外が徐々に大きくなり、結局は例外だらけになってしまい、平均の利益率が目安にも届かないというのが散見されてきた。その状態でも売上高を目標にしていた頃より大幅に利益は上がっていたので、それはそれでいいと言えばいいのだが、会社の状況によってはもう1ランク上げないと苦しい会社などもあった。

 

そこで2年程前から、一気に「粗利益率」に振ってみた。私が中途半端だと、やってくれている皆さんを迷わせるので、粗利益率が基準を下回るのは本当に一部の例外のみとし、1年間完全に振り切ってやってみた。

 

振り切ってやってみた会社は5社。その全てが過去最高益。しかも圧倒的な最高益を記録した。自分でも驚いた。今までは一体何だったのかと・・・。

 

リスクは完全に杞憂だった。売上高は下がるどころか、様々な理由があったとはいえ、何故かほぼ全社上がっている。売上高が変わらずに、利益率が大幅に上がれば、利益は大きく増えるに決まっている。そういう状態になったのだ。その事例の一部は、以前のブログにも書かせていただいたので、その実例の数字や業種また見て欲しい。

 

それを今、完全に横展開している。しかし素直に受け入れて聞いてくれる会社もあれば、やはりリスクを恐れて踏み切れていない会社もある。今日行ってきた会社の1つなどがそうだった。私もそこで無理に押し切る事まではしてこなかったが、それでもある程度の理解は得られたので、結果として6:4程度までには「粗利益率への比重」は上がってくるとは思う。

 

今日は2024年3月26日。今日は大谷翔平の記者会見の日。利益改善への「最短ルート」そして「最高益を出すルート」は、「目標利益率への徹底したこだわり」にある、と断言して言いたい。そして遂に、大谷翔平の2024年アメリカ本土での本シーズンが金曜日から始まる。

  

 

 

「建設業のための経営改善バイブル」(第5版御礼) 

「粗利だけ見ろ」(第6版御礼) 

「建設業経営 利益最大化の法則」(第2版御礼)

「粗利至上主義」(第2版御礼)

 

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