銀行からの企業の「借入金利」 一転上昇へ

2024年4月4日 日本経済新聞9面の記事。

 

日銀によるマイナス解除からまだ日は経っていないが、金融機関が徐々に「企業への貸出金利を上げる」動きに入ってきたという内容。一般預金の金利が上がっているのだから、銀行からの貸出金利が上がるのは当然の事と言える。加えてゼロゼロ融資の終了も重なり、一転「銀行からの借入金利アップ」は当然事としての容認の風潮にもなっている。もはや企業の借入金利の上昇はまったなし、後はどの程度上がり続けるかになってくる。

 

先日より、私の顧問先での打合せでは、特に借入金の多い各経営者の方に、今後の金融機関への対応における警鐘を強く言い続けてきた。しかしほとんどの経営者の方はまだ認識が浅く、中には「あまり影響がないのでは」という人もいた位だ。もちろん借入の少ない企業はいいだろうが、借入が多い企業、まして条件変更などをし続けている企業にとっては、もうカウントダウンに入ってきていると思われる。しかもそのカウントも10からではなく、いきなり3くらいから始まってきそうだ。それも明日にでも。

 

怖い時代になってきた、というより今までの全てがぬるすぎたのだろう。先日の専門誌でも「企業のぬるま湯体質が終わりを告げる」的な言い方もされていた。又、今は借入が少ない企業も安心はしていられない。融資が必要になった時、又、業績が急激に悪化した時などは、一気に落ちていく可能性も高い。何度も言っているが、ここはやはり自助努力により、ガードを固めていくしかないのだ。

 

自社を守り、自分を守る。その術は「今」の延長にはない事だけは明白だ。少しでも不安のある経営者の方は、本当に今すぐにでも動いた方がいい。「こんな事になるとは思わなかった」と、コロナの時も、地震などの時も、皆が言うセリフだけは言いたくないのではないだろうか。

 

先を見た「万全の準備」のみがそれを回避させる。

 

 

 

「建設業のための経営改善バイブル」(第5版御礼) 

「粗利だけ見ろ」(第6版御礼) 

「建設業経営 利益最大化の法則」(第2版御礼)

「粗利至上主義」(第2版御礼)

 

 全国の書店、インターネットで発売中です!


 (本社所在地)

 921-8823 石川県野々市市粟田5-499