粗利益経営に不可欠な「会議運営法」

私は「粗利益」を軸とした「経営の必要性」をずっと言い続けています。

その経営の「数字の軸が粗利益」であれば、「運営の軸は会議」になります。

 

近年、会議はやればいいというものではない、という風潮が出てきています。

それは、会議自体の中身のなさ、時間の長さ、そしてつまらなさによるものだと思います。

 

書籍などでも、会議は意味が無い、もうやめようなどといったものが出ている位です。確かに、目的がなく、中身も薄く、司会者が延々と抑揚のない声で議事を進めている会議などはつまらないでしょう。しかし、私は「粗利益」を中心とした経営における、そしてその運営における軸としての「会議」を強く推奨しています。

 

実際、上記を理由にというか言い訳?に会議をしていない会社は数多くあります。「日々、話は皆をしていますから」と経営者は会議をやらない理由を「敢えてしていない」という言い方でよく言われますが、「面倒だ」をいうのがほとんどの本音ではないでしょうか?しかし経営者的にも、会議をしても誰も反応してこない、何も言わない、出席すらしてくれなければ、そう思う気持ちも分かります。ただ、そこは「軸」の本質的な目的を明確にして、参加を絶対的なものとすれば、余程の予定が入ってこない限り、皆出席してくるものです。時間帯などが難しければ、極力皆が参加しやすい時間にすればいいだけなのです。

 

会議では様々な現状の会社の問題や課題についての議論や、現場の状況の確認などが必要でしょう。ただ、実はそれは枝葉の部分に過ぎないのです。経営の目的、会社運営の目的は「利益を上げる事」です。それは、現場を収める事でも、営業を強化する事でも、まして売上を上げる事などではありません。それら自体も全ては「利益」を上げるためにやっているのです。目的は利益なのです。社会貢献、人々の幸せ、お客様のために、従業員のために、と言った理念を目的として言われる経営者の方もいますが、その為にはまず会社が安定する事が必要であり、そのためにも利益が必要なのです。利益がほとんど出てないのに上記を言われる経営者の方々が意外に多くいます。まるでお客様のために、自社の経営は圧迫してもいい、とでも言いたいかのように、利益を出さない(出せない)会社もある位です。

 

話を戻します。会議の意味は「月次の利益進捗確認」にこそあります。それが目的の8割と言っても過言ではありません。この1ヶ月で皆が頑張った「利益進捗の状況を発表」するのです。年間目標までいくらまできたか?達成まであといくら必要か?そして未達部分への方法論で初めてその課題を皆で検討するのです。尚、「会議の時間は最大でも1時間」。これを決めた上で速やかに進めてください。無駄な「間」などはどうか避けてください。

 

絶対的な軸がないとあらゆる物事はうまくいかないと思っています。この「粗利益」と「会議」を軸に経営を進めていくことをお勧めします。

 

 

 

「建設業のための経営改善バイブル」(第5版御礼) 

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