コンサルタントにとって最も必要なこととは?

経営コンサルタントにとって最も必要なことは何か?

 

このブログは各業種の経営者の方も見ているが、コンサルタントを目指す方、又、現時点で35名以上いる私のコンサルタント養成講座の生徒さんも見ているので、今回はその方達向けの内容でもある。

 

私が考える最も必要なことは、一にも二にも「結果を残す事」である。赤字の会社は安定して黒字になり、薄利の会社は大きな利益が出るようになる。借入金が多く、多くの金利を払っている会社は返済の目途を短期中期的に立てられるようになるという事。それ以外はない。

 

そのためにはやはり「言わなければならないことは言わなければならない」。やらなければならない事は何としてもやってもらわないといけないし、やってはいけない事は体を張ってでも止めさせなければならない。

 

そういう私だってできる限りは終始笑顔でコンサルティングしたい。苦言などは可能な限り言いたくない。極力柔らかい言い方で、真意は含ませながらもあまり聞く側が傷つかないようにできる事なら伝えていきたい。しかしそれではなかなか伝わらず、結果が出るのに結構な時間がかかることが多かった。書籍にも書いているが、それは起業当初の私がそうだったからだ。コンサルタントも所詮1つの仕事に過ぎない。契約側から切られたらそれで終わる。まして苦言を最も言わなければならない経営者が発注権限者であるから、下手な事を言おうものならすぐに契約解除になるだろう。

 

私自身は10年以上前辺りから腹を括って切り替えてから、結果が大きく出るようになった。契約やめるならいつでもどうぞ、的なスタンスになって初めて結果が出始めた。

 

これまで関わらせていただいた会社は累計で98社ある。もうすぐで遂に100社だ。あまり公表はしてはいないが、その中で開始1年以内に契約を打ち切られた会社は実は3社ある。リアルに言えば、長野県・福岡県・埼玉県の建設業界の会社だ。福岡はそうでもないと思っていたが、長野と埼玉の会社の経営者にまあまあ苦言を呈したと思う。なかなかやってはくれない会社であり経営者ではあったが、それでも半年経過辺りで結果が出始めた。その少し後位で「契約をやめたい」とメールがあった。私としても特に理由も聞かずに黙って、「了解しました。短い間でしたがお世話になりました」とだけ伝えてそれらの契約は終了した。その後どうなったかは知らないが、その後SNSの私のアカウントに何故かフォローしてきたり微妙な動きがある会社もあったりする。

 

後は大きな結果が出た後で、待ってましたとばかりに解約を希望されてきた会社もある。それぞれ奇跡のような大きな結果が出た会社だ。自走運転が可能になった直後に、解約の旨を「ありがとうございました」とメール1本のみで終わらせてきた。これにはまあまあショックを受けた。とにかく私的には「悪い」経営者で、大きな粉飾、虚偽、等は当たり前という感じの方々だった。初対面の時点で嫌な感じは共にしていた。それでも大きな結果が出たので良かったと思っていたが、当人達はやはり苦言を言われるのは嫌だったのだろう。気持ちは分からなくもないが、やっぱりなという感じだった。

 

全98社中、1年未満の解約は3社、改善後の解約が3社、円満終了は25社、コロナ付近で私からの解約希望による解約は52社になる。現在契約中の会社が15社あるので、途中解約される確率としては1年未満が3%、改善後も含めて6%付近なので、それでも普通のコンサルティング会社よりは遥かにいいとは思う。私が以前いたコンサルティング会社などは1年でほとんどの会社に解約されていた。

 

苦言を呈するには自信と勇気がいる。良好な関係は築きたいが、遠慮していては何も変わらない。それだけは断言して言える。身を切られる覚悟で言うべき事をいいながら、信頼関係を築いていくのがベストだが、なかなかそううまくもいかない。そういった時に、冒頭の最も必要な事を振り返った方がいいのではないかと思う。

 

我々は会社を改善させるために、利益を大きく上げるためだけに存在する。

そこを間違う事だけはしてはいけない。そして、傷つく事を恐れてはいけない。

 

 

 

「建設業のための経営改善バイブル」(第5版御礼) 

「粗利だけ見ろ」(第6版御礼) 

「建設業経営 利益最大化の法則」(第2版御礼)

「粗利至上主義」(第2版御礼)

 

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