大谷翔平の2024年シーズンが終わった

ワールドシリーズが終わり、大谷翔平の2024年シーズンと今期のメジャーリーグが終わった。メディアも大谷一色で、大谷ハラスメントとまで言われている位だ。

 

私は日本ハム時代はそうでもなかったが、大谷翔平がメジャーに行ってからは、これでもずっと大谷翔平を見てきた。大谷はメジャーに来て今7年目。メジャーに行った当初はメジャーでも日本でも大きく注目されていたが、多分多くの人の記憶にはないだろうが、1回目のトミージョンの後のメジャー2年目~3年目にかけては、大谷翔平もまあまあひどいい状態だった。打率も1割台、全く打てずに、しかも投げてもダメ。4年目と5年目の年棒は、調停までして3億程度がやっと。4年目と5年目のエンゼルスとの契約金額が決まった時には、これでもよく3億もらえたなと思った位だ。今では考えられないが、その時はメディアなどでもほとんど取り上げられず、大谷もこのまま終わってしまうのか?と本当に心配になった位。それが僅か4年程前の事である。

 

結果、その4年目に正真正銘のブレイク。MVPを取り現在のサクセスストーリーに至る。FA直前の6年目の年棒は単年約40億。そして昨年末の10年1000億円の契約に至る。今ではワールドシリーズにまで進出し、世の中も大谷翔平一色。自分的には、良くない時もずっと応援していたので、最近のあまりにものミーハー的な人が多い騒ぎには個人的には少し違和感がある。「大谷の事をずっと見ていないくせに・・・」などと子供じみた考えを思ってしまうのだ。

 

私のスケジュールは全てGoogleのスプレッドシートに記入し、家族全員に共有している。妻も2人の子供達も全て私のスケジュールを見る事が出来る。そのスケジュール表にはどんな小さな事も、又、終わった出来事や、実はその日の食事の内容までも書いているのだが、ここ数年はスケジュールには全て大谷の試合時間と対戦相手なども年間162試合全て入れてある。ポストシーズンもそうだった。顧問先の皆様には申し訳ないが、出来る限り試合の時間は仕事は入れないようにしていた位だ。

 

このままテレビで見ているだけでは、その辺の大谷ファンと変わらない。昨年あたりから何故かそう強く思い、もう現地に行く事しかない、と思った。それも1回や2回現地に行った位では、普通のファンと変わらないので、普通のファンでは行けないレベルまで現地応援に行くと決めたのが今年である。

 

2024年5月にまずはサンフランシスコのオラクルパ―クで3試合。6月にニューヨークのヤンキースタジアムで3試合。9月にアナハイムとロサンゼルスでエンゼルスタジアムとドジャースタジアムにて計6試合、そして今月、地区シリーズを見にロサンゼルスに行きドジャースタジアムで再び2試合見てきた。昨年後半にもエンゼルスタジアムで3試合見て来たので、ここ約1年で17試合も見てきた事になる。総滞在日数は40日以上、1ヶ月以上にも及ぶ。「これで自分以上の大谷ファンはそんなに多くないだろう」と、一体自分は何と戦っているか分からない状況にまでなっている。

 

昨日でようやくシーズンが終わり、自分的にもやっと落ち着いた生活に戻れそうだ。もう来年はいいかな、と思いつつも投手で復活する大谷をまた見に行く日々が始まる気はする。

 

その間にもお陰様で多くのご依頼をいただいている。自分のやるべき事を大谷のオフシーズンにこそ頑張ってやっていきたい。