「何故誰も、利益の上げ方に辿り着かないのか?」現在のホームページのタイトルにしている文言になる。実はこれはずーっと思い続けていることである。利益を上げる方法は恐ろしく簡単である。誰もが今すぐにでも出来る。そこにはシステムも何もいらない。しかしほとんど誰もがそれを実行し、何より継続することはない。
コンサルタント業を始めてもう17年。100社以上の会社を大幅に改善し、書籍は4冊も出させてもらった。莫大なる反響もいただき、書籍累計は8万部にもなった。しかしこのシンプルな利益の上げ方に対するハレーションは全く起こっていない。何も変わらない。というのが正直な感想だ。多分私がかなりの著名人であったとしても同じ状況だったと思う。
書籍の反響も含めて、同調していただく経営者の方々や同業の方々、そして金融関係や各都道府県の方々から累計で2000人以上の方々とお話し、コンサルティングも行ってきたが、「本当の所」で理解されて、実践されている方は極めて少ない。数えるだけでも多分10人もいない。いや、多分ほぼ誰もいないかもしれない。強い反響も同調も得ながらも、最終的には概ね皆、元の経営、元のご自分、元の生活に戻っていくようだ。
何故そうなってしまうのか?私の伝達の仕方が悪いのか?なども考えたが、結論、私のこの利益を上げるという方法であり考え方があまりにも根源的過ぎて、どうしても人が立ち入ることができない領域に入っているからではないかと最近思っている。ものすごくシンプルに、それっぽく言えば、「灯台下暗し」といった所だろうか?
皆最初は強く同意する。感動もしていただき、動いてもくれる。しかしなかなか続かない。私がコンサルティングを継続している顧問先の方々でさえ、少し目を離すとほぼ逸れていく。どうしてもその本筋を避けるようになってしまう。これは、嘘をついてはいけない、人を騙してはいけない、人を傷つけてはいけない、思いやりを持たないといけない、など幼稚園時や小学校時に誰もが言われていることを愚直に実践している人がどれだけいるだろうか?という問いに近い部分もあるかもしれない。「分かっているけど現実はそんな簡単ではない」という多くの方々の心の声であり、言い訳が聞こえてくるようだ。
しかし現実、そこを愚直に17年間も実践してきた私自身の今がその結果を証明している。根源的な行いには、本能的な抵抗が伴う。簡単すぎるが故に簡単ではない。何より心の壁を乗り越えないといけない。現実に強く満足しているのなら、そのままでもいいかもしれない。ただ、生涯を閉じるときになった時に後悔しないのかどうか?もう少しちゃんとやっておけばよかった、そう決して思わないようにだけはいたいと私自身は常に思っている。
利益を劇的に上げる経営法、そのノウハウは恐ろしく身近にある。灯台下暗しどころか、実は誰もの知識の中にある、身体の中にあると言っていい。そこには学歴も経歴も知識も年齢も全く関係ない。そして今、この私のブログを読んでいただいている時点で、皆さん自信がその目の前にいるとも言える。
そのやり方を真に理解し、実践すれば経営者でも、経営を助言する立場でも皆、人生は変わる。それは断言できる。だって私の人生は奇跡的に変わったから。
今のままが本当に良いかどうか?心の内側の本物の自信と確信がないのであれば、又、人生の転換を本気で考えるのであれば、全力で協力させていただくつもりでいる。これは、いちコンサルタントが営業目的なので言っているのではない。今、限りなく自由に生きている私は、そもそもそんなに仕事を欲してなどいない。
敢えて断言するが、今の経営のやり方、考え方では不況や様々な困難に関わらず、普遍的に経営がうまくいくことなど決してない。せっかくこのホームページとこのブログを読んでいただいたのなら、人生の転換を目指して欲しいと思っている。
今回はちょっと厳しめでしたね。すみません。