ホームページは毎日どのページが何回見られてるか、というのが全て分かる。私が使っているこの地味なホームページなどは完全に自作なので毎日自分で確認し、全ページ自分で細かく修正することも、又、添付したい資料を添付することも出来る。しかしその閲覧数や閲覧ページの傾向などを掴み、そこで変化をさせている会社は少ない。
ホームページを百万円以上出して外注している会社などは本当に多いが、何回も言っているが、ホームページなどは自社で作ればほぼ事足りる。外注すれば確かに一見綺麗なホームページにはなるだろうが、ホームページ作成の目的は「閲覧されること」であり、「顧客や採用応募者の獲得」だろうから、綺麗であればいいという訳ではない。逆にそれなりに手作り感を持って、思いをしっかり伝えていけば、綺麗なホームページより余程いい反応を得られることの方が圧倒的に多い。
しかしそれでも未だに皆外注しているのは、「作るのが面倒である」という部分がとにかく大きいと思う。とにかく皆、面倒くさがる。面倒と言うより、作る際には多少なりとも、慣れるまでにいろいろと調べたりすることそのものを避けたいからだろう。「面倒だし、よく分からない」今まで何百回と聞いた言葉だ。
どんなことでも始めてみないと慣れることなどない。どんな簡単なことでも最初はそれなりに難しく感じる。その最初の一歩を避けたいがために、皆、多額のお金を使って外注する。それはホームページなどだけではなく、あらゆる面でそう言える。
利益を上げるということもその一つだ。利益を上げるということを、自動的に又はシステム化して、経営者が深く考えずとも出来るようになるのがいいだろうが、残念ながらそんなことは出来ない。私の所にさえ来れば、ご自身自体は何も変えずに、簡単に利益が上がると思っている経営者もたまにいるが、そんな甘いことは流石にない。
「よく分からない」「何か面倒だ」「そもそも忙しいし」などと言っている時点で、未来はほぼないのではないだろうか?少なくとも私自身はそのような思考には絶対にならない。そう思いたくなるように時も多いが、そこは自分で思いとどまって、調べて面倒なことをやり始め、修正を重ねて、苦しくても、そしてすぐに結果が出なくても、必ず最後までやり遂げる。だからほとんどで大きな結果が残る。
「中西さんはいいですよね」「頭がいいからいいですね」「話すのが上手いからいいですね」「お金持っているからいいですよね」などと本当に良く言われるが、そんなにいい学歴でもないし、そんなに話が上手い訳でもない。お金は人よりあるかもしれないが、別に宝くじで当てた訳でもない。自分の力と意思でやり遂げただけのことだ。
ホームページの話しから大幅に逸れてしまったが、根本は同じことだ。何でも簡単に「面倒だ」「不得手だ」「難しそう」と諦めずに、ご自身で調べて実践してみるといい。今のAIなどもそうだ。とんでもなく便利な世界が目の前にあるのだ。