サンフランシスコで自動運転タクシー「Weymo」を初体験

2025年7月。昨年5月に続いての2回目のサンフランシスコでの一番の体験はこの自動運転タクシー「Weymo(ウエイモ)」への乗車になる。大谷のホームランを除けば圧倒的に一番だ。

 

Weymoのアプリ自体は昨年から持っており、今回、改めてクレジットカード登録をして使用してみた。現地の人や他の観光客もそんなには使っている様子もなく、私達家族の乗り降りに毎回多くの視線が集まっていた位。

 

使ってみた感想としては、とにかく素晴らしいの一言。アプリで指定した場所に呼んで、スマホでドア開閉。乗り込んでスタートボタンを押せば普通に発進する。指定した場所に正確に停まり、忘れ物はしないでね、と言われて降りたら、颯爽と車は去っていく。

 

Weymoの稼働は現在、ロサンゼルスとサンフランシスコ、そしてフェニックスの3都市。ニューヨークはこの7月から開始するらしい。ただ、それらの都市の中でも稼働地域は限定される為、実際には空港送迎やドジャースタジアムなどにはまだ行けない。それでも通常の観光地であったり、買い物に行くにはもう十分だ。ちなみにサンフランシスコのオラクルパークの野球場は送迎の範囲内だ。

 

金額も安い。多分UBERより少し安い程度か。私は普段のタクシーはほぼUBERを使っている。UBERは定額である安心感とUBERONEに登録すれば、毎回値引きも行われる。海外でもそのまま使えるので便利だし、金額の透明性もあるので安心だが、やはり「人」の問題はある。日本ならまだいいが、アメリカは流石に怖い部分がある。昨年もサンフランシスコでフィッシャーマンズワーフからホテルまでUBERを使ったが、強面の運転手は終始無言。しかも向こうはチップが必要で、それも乗車中にチップ額を提示しないといけない。低いチップを出して怖い思いもしたくないので、当時は渋々20%程度を出す羽目になった。

 

当然ながら、無人タクシーはそういった心配が全くない。ストレスはゼロだ。本当にストレスはない。運転も安全運転で、超柔らかいタッチで運転してくれる。最近では東京の一部地域でWeymoが試験運転されているようだが、有人での試験運転なのでそれでは使う意味はまだない。

 

今回はホテルからゴールデンゲートパークへ、そしてゴールデンゲートブリッジやジャパンタウンなど、特に行く予定も無かった場所に、このWaymoを使って乗っていった。合計で7回は乗車した。ロサンゼルスも稼働地域なので、9月10月のロサンゼルスの移動では、これはかなりの安心材料になる。

 

とにかく素晴らしき無人運転、無人タクシーの体験談でした。サンフランシスコかロサンゼルスに行った時には一番のお勧めです。