2025年8月。マレーシアのクアラルンプールへ行ってきた。これでこの2年半(30ヶ月)で海外は15回目。2ヶ月に1回はどこかの国へ行っていることになる。
以前にもブログに書いたが、元々海外志向は全くなかった。それどころか、海外だけは行きたくない、と頑なに思っており、新婚旅行ですら国内にした位だった。理由も大したものではない。何となく海外であり外人は怖いから、ただそれだけの理由で海外には一切行っていなかった。
転機は一昨年の3月。完全個室型の飛行機があるとYouTubeで見て興味を持った。個室ならいいかも、ただそう思っただけだ。見聞を拡げるとかなどでは一切ない。どこの国でも大体は10時間程度の移動時間はかかる。その10時間程度は通常の座席では全く過ごせる自信がなかった。完全個室のその航空会社はエミレーツ航空。行き先はドバイだった。そのドバイを皮切りに15回。1回平均で1週間は滞在しているので、累計の海外滞在日数はもう4ヶ月近くにもなっている。
じゃあそれだけ「はまって」いて、楽しんでいるかと言えば実はそんな感じもない。毎回毎回ストレスだらけだ。英語やコミニケションも問題だが、何より段取りが大変だ。最初は旅行会社に全依存で期間中は個別ガイドまで付けていたが、それは徐々に解除していった。今では旅行会社などには一切頼まず、自分で飛行機を予約して、自分で海外のホテルを予約して、自分でコースを決めて、全て自分でやっている。メジャーリーグの観戦チケットや他のチケットなども全部自分で手配している。KLOOKなどを使えば、あらゆるチケットは割引でアプリでQRコードが入手できる。空港からの移動も一時期は現地の日本人などに頼んでいたのだが、それももう全てアプリで対応し、日本人にも頼んでいない。
海外に行く動機の中で何より大きいのがやはり「大谷翔平」だ。自称、生粋の大谷のファンである私はエンゼルスタジアムに行くというのが夢だった。自分が行けるはずもないと普通に思っていたのだが、その夢が一瞬で叶ってしまった。今ではこの7月までで大谷の試合は2年でもう20試合以上は観戦している。ホームランも4本見た。昨年のポストシーズンも見に行った。ドジャースタジアムでは最前列で何度も観戦し、ブラッドピットやマイケルジョーダンの近くにも座ることが出来た。
移動はアメリカやアジア圏などはタクシーアプリが充実しているので困ることはない。金額も固定だし、行き先も決済も事前入力で全て可能だ。極端な話、会話がなくても移動はできる。基本はUBER、アジア圏ではGRABなど。サンフランシスコやロサンゼルス、シリコンバレーなどは今では無人タクシー(Waymo)も稼働しているので移動ストレスは大きく減っている。
これまで、ドバイ2回、ロサンゼルス4回、サンフランシスコ2回、ハワイ3回、シンガポール2回、ニューヨーク1回、そして今回は初のマレーシアのクアラルンプールになる。
前振りがあまりにも長くなったので②に続きます。