今年3回目のロサンゼルス行きは叶わず。そして伝説の試合が行われた・・・。

決断出来なかった後悔、というが人生誰にでもあると思う。今回、自分が決断出来なかったことは多分、一生の後悔になるような気がする。あれから4日経ったが、その傷は全く癒えることはない。

 

このブログでしつこく投稿しているように、今年は9月だけでロサンゼルスに2回行ってきた。9日間居て、日本に戻って6日後にまたロサンゼルスに行ってきた。月の半分以上はロサンゼルスに居たことになる。

 

ドジャースは地区シリーズを無事に勝ち抜き、リーグチャンピオンシップに向かった。地区シリーズは勝率もあり、フィリーズの本拠地のフィラデルフィアからとなっており、ロサンゼルスに戻ってきた第3戦・第4戦も日程的には行くのは無理だったのだが、リーグチャンピオンシップ3戦目からのドジャースタジアムでの3連戦は最初から狙っていた。

 

日程的にもギリ何とかなる、とは思っていた。1つだけ仕事はあったが、そこはお願いすれば日程変更はできるかもしれなかった。但し、流石に迷いはあった。僅か1ヶ月で3回もロサンゼルスに行ってもいいのかどうか?お金も当然かかる。1件だけとはいえ大事な仕事もあった。ちゃんと仕事をしないと先方にも失礼ではないかという思いも常識的に考えて当然あった。何より飛行機の空きが無かった。ホテルも今回はリッツカールトンも空いていない。

 

ホテルなどはどうにでもなるが、飛行機だけはどうしようもない。シンガポール航空のビジネスクラスにはずっと空きが無かった。今回は妻も行くとのことで、夫婦2枚のチケット、しかも窓側の席を希望していたのだが、真ん中付近に僅かな空きがある位だった。真ん中席になるとシンガポール航空は弱くなる。真ん中付近に限って言えば、JALの方が余程良い。しかしJALは高い。今回は日程も近いということもあり、流石に高すぎて乗ろうとは思えなかった。

 

約1週間の間、地区シリーズ中、リーグチャンピオンシップが始まる直前まで飛行機の席を確認しながら、行って良いものかどうかずっと迷っていた。そういった中、希望の範囲の金額帯で、「ある一瞬に」座席の空きが出た。出発予定日の3日前の深夜だった。

 

「行ける」とは思ったが、やはり上述の迷いは完全には消せなかった。それでも思い切って飛行機の「申込み」をタップした。「もう行ってしまえ」という気持ちだった。申込みをタップ後、今度は最終の支払いの画面でまた一瞬の迷いが出た。時間にして1分位か。そしてそこも乗り越えて支払いをタップした所、その座席はもう取られていた。本当に一瞬の隙を突かれたのだ。

 

それでもこれはしょうがないという思いと、ここはやはりちゃんと仕事しようと気持ちを切り替えた。お金もかからなくなったので、これはこれで良かったと思うようにしていた。そしてリーグチャンピオンシップ第4戦。大谷翔平の伝説の試合が行われた。その試合はその仕事の真っ最中でテレビ観戦も出来ず、仕事後にネットで試合結果を見た。そして愕然とした・・・。

 

人生迷ってはいけない。進んだことによる後悔と、進まなかったことによる後悔とではその度合いは大きく違う。やっておけばよかった、という後悔だけはしないようにと最近はずっと生きてきたのだが、最後の最後で自分の詰めの甘さが出てしまった。

 

奇跡のような感動などは大きなリスクからしか生まれない。確実にある感動なんてものはない。何度も何度も足を運んだって、ちっとも当たらないこともある。以前宝くじのCMで、宝くじに当たった人に共通していることは、宝くじを買ったことだというのがあったが、何故かそれを思い出した。

 

これから何度メジャーリーグを見にいこうが、この試合を超える試合などはもうないだろう。でももしかしたらまたあるかもしれない。この教訓を胸に刻み、これからは迷いのない、今まで以上に「決断する人生」を歩んでいきたい、と心に刻む大きな出来事だった。高市新首相も「決断をする」と言っている。

 

多分、その思いが今後の人生でまた違った判断を生み、その新たな判断がまた別の感動を自分にもたらすのではないかと思っている。と、自分に言い聞かせながらも、その試合の大谷のホームランを見る度に涙を流す日が未だに続いている。

 

「1分の迷い」が人生史に残る大きな後悔を生んだという悲しいエピソードでした。