自身のコンサルティングの中で、「コンサルタントを目指す人へのコンサルティング」というものがある。その大部分は、私と同じように「建設業界を主とした業界でのコンサルタント」になる事を希望している方々へのコンサルティングになるのだが、全く別業種のコンサルタントになる方へのコンサルティングも今、継続して行っている。
それは「病院へのコンサルティング」になる。もっと細かく言えば「動物病院へのコンサルティング」だ。ご自身の事業として、動物病院との関わりが深い社長さんが、ご自身の営業先の「動物病院自体の経営難」にどうにも頭を抱え、それならば「いっそ自分でその病院そのものを立て直してしまおう」と思った事が契機だった。
その社長が私の「粗利益関連」の書籍を読み、利益改善ならこの人に教わろうと思ったらしい。いろいろな本を読まれた中で、「この人が利益改善の第一人者だ」と思っていただいたらしい。なんか嬉しいような、申し訳ないような感じだ。
社長さんとお会いした時、私が「私は建設業界へのコンサルティングがメインなので、動物病院のコンサルのコンサルティングは出来るかどうか・・・」と多少躊躇っている所へ、「大丈夫ですよ。中西さんなら」と逆に言われた位だ。普通は不安がる顧客に対して、安心する言葉を提供するのだろうが、逆に私が「心配するな、あなたなら大丈夫だ」と励まされ、コンサルタント養成コンサルティングの契約を結ぶ事となった。
そこから1年契約で「動物病院向けのコンサルタント」になるための養成コンサルティングが始まった。2年前のちょうど今頃になる。それから1年が終了し、契約は更に1年更新となり、先日、更に新たに来月4月からの「2年契約」を「先方から」打診されて契約を継続させていただく事になった。つまり現在で2年経った事になる。
最初の1年で動物病院向けのコンサルティングの形態を確立し、まずは何病院かとの契約を結び実践を積んでもらった。次の1年では更に契約数を増やし、病院毎の特性や院長の性格を踏まえた各種の対策を確立、経験を積んでいただいた。現時点では契約病院数は10以上、更に候補病院も多く、この先、物理的にどこまで対応が可能かというレベルにまで来ている。これからの2年では更なる新たな事象における対応と、コンサルティングそのものの在り方も今まで以上にアップデートし続けていく事になる。
この動物病院コンサルティングのここまでの成功は、正直私自身が一番驚いている。最低限はいけるだろうとは思って契約をさせていただいたが、あまりにも振るわなかったらお金を返そうかと思っていた位だからだ。その会社は社長さん自身が本業を行い、その息子さんが別事業と並行して利益改善のコンサルティングを始めたのだが、昨年からはもう利益改善のコンサルティングに一本化している。
その会社自体も売上も上がり、利益も大きく上がっている。何より、その会社がコンサルティングをした「動物病院」が「全て」大きく利益が上がっているのだ。それも半年もしないうちに数千万円単位で利益は上がっている。
コンサルティングを行っているその息子さんも優秀なのだが、今回は私自身が「俺って何でもできるのか?」と自分自身で自分に酔いたくなるような結果となっている・・・。
私自身、建設業主体でこれまでコンサルティングを行ってきたが、自分のコンサルティングでは、製造業も飲食業も、女性服のネット販売からYouTubeコンサル、そしてオンラインサロンのコンサルティングまで行ってきたように多岐に渡っているのだが、自分自身がコンサルティングを教える立場で「他業種」を教えられるとは思ってみなかった。逆に言えば、利益改善でありコンサルティングの本質は「業種に関わらず完全に共通している」と言い切る事ができるのかもしれない。
その会社との新たな2年契約が始まる。その会社であり、その会社がコンサルティングする動物病院の更なる未来を拓きながらも、私も自分自身の可能性を新たに拡げていける大事な2年にしたいと思っている。
