来年でコンサルタントとして個人起業して20年になる。最初の5年は仕事が少なかったが、それが徐々に増えて6年目位から銀行や様々な機関から注目され仕事は大きく増えていった。その後「記念に」と思って出した書籍の反響がとても大きく、思ってもみないうちに全国各地から依頼をいただけるようになった。
引き続き各機関からの依頼も重なり、自分一人では「完全に限界」に陥った。体調もあり、仕事は徐々減らしていき、落ち着いた状態で今がある。問合せが多い時は、時間的にも内容的にも地域的にも「全面的な対応」が出来ない為にお断りさせていただいた事も多く、一時期はホームページ上で「受付け休止」を表示した程だ。そういった中にありながらも、今でも多くの方々からご相談をいただいていたのだが、今年に入り自分自身で「そもそも、そんな姿勢でいいのか?」と思うようになってきていた。
起業当初の仕事が少ない時は、どんな相談でも飛んで行ったものだ。ただ話だけして終わった事もあれば、親身に相談に乗って「ありがとう」とだけ言われて終わった事も何度もある。それでも声をかけていただいた会社に対しては「本当に有難い」と思っていた。その1社1社と向き合い、経営者の方々と一緒に苦労しながらも利益を上げ、信頼を積み増して「結果」と「経験」を得る事ができた。それが今は感覚的には、「相手によって対応する」という風になっている。それはあまりに「傲慢」ではないか、と今更ながら思い始めてきていた。
相談や依頼が無くなった時点で「引退しよう」とはずっと思っていた。法人化しているとはいえ、実質は個人事業の為、私への仕事の依頼がなくなった時点で「引退」となる。当社の専務である私の次男は、会社には所属しているが私とは「完全に別事業」の為、私がいなくても問題はない。私も、定年こそないが、仕事がなくなればもう続けようがない。そして、それはそれでいいとずっと思っていた。
ここ5年の「落ち着いた期間」では、家庭のことも顧みて過ごしてきたつもりだ。妻と一緒にプライベートも含め、行きたい所も沢山行った。子供達も頑張って今はそれぞれの事業で頑張っている。そういった中で上記の心境に辿り着き、「初心に帰る」という結論に至った。ようやく初心に戻ってこれたようだ。今まで本当に数多くの経験をしてきたからこそ、今度は起業当初以上に「真摯に仕事に向き合える」のではないかと思っている。
「初心に帰り、真摯に向き合う」その姿勢で今後「利益改善コンサルティング」という仕事に改めて向き合っていきたいと思う。今後はどんな相談でも受けさせていただき、望まれればどこにでも行こうと思う。講演は苦手だとはもう言うつもりもない。ただ「望まれることは有難いこと」と思い、要望に応えていくという「姿勢」で進んでいきたい。
と、2026年の2月後半に「上記のように決意」してから約1ヶ月。そのタイミングから、何故か急に問合せ(相談)が今まで以上に増えてきた。このブログは3月22日に書いたものだし、自分自身では上記の事は誰にも何も言っていない。ホームページでもブログでもSNSでも発信などはしていない。それが何故か急激にな反響として「自身の境遇に変化」をもたらしている。
私は「スピリチュアルな人」では全くないのだが、こういった「思い」であり「姿勢の変化」「心の変化」などは、何らかの「流れ」となって「自身の状況」を一変させる力があるのだな、と感じている日々です。
