あらゆる面談は30分で終わらせよう

「面談」は30分を目途に終わらせたい。これはあらゆる「面談」に対して言える事だ。

 

「面談」とは経営者が社員の方々と行う面談であり、コンサルタントが顧問先の社員の方々と行う面談にも言える事だ。「交渉」の中での面談となると少し意味合いが違ってくるので「時間」による括りは行わない方がいいが、「交渉」でない面談であり話は、「基本的には30分が目途」となる。

 

私自身、以前のブログで何回も書いているが、コンサルタントとして社員面談を述べ3000人以上行ってきた。それだけ面談をする中で、その「かけた時間」と「成果」を試し続けた時期があった。

 

個人的には面談は出来れば早めに終わらせたい。面談が「意味がある事」とはいえ、これも以前のブログでも書いた事だが自分自身に「ダメージ」を与える為、長時間は出来ればあまりしたくない。かといって目的を果たせないと意味がない。人数が多い会社だと尚更難しくなる。

 

経営者の方が社員の方と面談する際には面談の目的を挙げると、

①近況を聞く

②今回の面談の目的を伝える

③現状の会社への意見を聞く

④改善点等で気づいた事を言ってもらう

などが挙げられるが、ここを満たすための面談に何分必要かという事にになる。

 

又、コンサルタントが行う面談だと内容は少し違ってくる。

①軽めに自己紹介を行う

②面談の目的を伝える

③業務の近況を聞く

④会社に対する意見を聞く

⑤改善点で気づいた事を言ってもらう

などになる。内容は少しは違ってくるが、概ね変わらない。

 

 

そして、「面談は何分かけるのがいいのか?」というのを、試し続けた結果が以下の通りになる。

①面談時間10分・・・何も出来ない。あまり意味がない

②面談時間15分・・・かなり浅い。ほぼ意味がない

③面談時間20分・・・出来なくもないが、やっつけ感がどうしても出てくる

④面談時間時間30分・・・ベスト。長くもなく短くもない。テンポよく行けば①~⑤を全て満たす事が出来る

⑤面談時間40分・・・長い。重複した話になりがち

⑥面談時間1時間以上・・・この時間だと深堀し過ぎてしまう。立ち入り過ぎるようになりがち。

 

何度試しても上記の結果になる。20分未満も何度も試したが、どうしても「浅く」なってしまい、上記の目的は果たせない。時間ばかりを気にしてしまう。いずれにしても、40分以上や1時間以上であるがここはとにかくやめて欲しい。私が教えさせていただいたコンサルタントの生徒さんで、「社員面談を1時間やりました!」と自信満々に言われる方がたまにいるのだが、それは「完全にやりすぎ」である。それだと相手の心情であり状況に「過剰に」入り過ぎてしまう。言い方を変えると「深み」にはまり過ぎてしまうのだ。なかなかこれ以上の表現は出来ないが、とにかく長時間は避けて欲しい。

 

社員面談時には複数名の方と行うはずなので、あらかじめ「面談スケジュール」を30分単位で作ってしまった方がいい。それでも「押してしまう」人もいるが、それは実は「他の面談者」からの見られ方にも関わってくるのでやめた方がいい。それ以降の面談予定者でも、その日の面談がなくても、他の社員は「その様子」を皆、じっと見ている。「あの人の面談は長い」「一体何を話しているのか?」「余計な事を言っているのではないか」などと疑いの目を持たれかねず、無駄に社内に疑心暗鬼を生んでしまう事も珍しくない。

 

面談は30分ジャストがベストである。そこは変にアレンジせずに守っていただければと思う。