前ブログの「交渉では「希望金額」を必ず言おう」の続きになる。交渉する際に、金額はぼやかさずに、又、「出来るだけ安く」などという曖昧な表現は使ってはいけないと書いた。「当社の予算はここまでです。何とかそれに合わせて欲しい」などと「明確に」伝える事が大事だ。
それと同様に大事なポイントがもう一つある。
それが、「期限を区切る」という事だ。見積りを出してもらうにしても、金額を会社に持ち帰って検討してもらう時にも、そこで必ず「期限」を明確にしなければならない。もっと言えば、「期限日の時間」までも言った方がいい。「見積りは明後日12日の水曜日の17時までにはメールでお願いします」などと、日にち・時間・手段までも伝えておけば完璧だ。「そこまでしなくても」と言う人は必ずいるが、こちらに多少時間に余裕がある時にでも、ある程度早期での提出を要求すべきだ。検討に時間があり過ぎるとどうしても相手は「ダレて」くる。緊張感を保ってもらいながら、精一杯の検討をしてもらうためには、ある程度の早期の期限を区切った方がいい。
今回の交渉のケースの逆の場合もある。逆にこちらが見積りなどを提出する場合でも、期限を聞く必要がある。何となく時間があるに越した事はないから、期限を聞かず、自分の感覚で1週間位大丈夫かな、と思って他の仕事を進めてると、督促の電話がかかってくることもある。そうなると先方からの「自身への信用」などもうなくなっているに等しい。相手から督促されるなど、かなり悪い状態と言える。
極論、仕事におけるあらゆる業務には期限を区切る必要がある。そこで大事なのは、「期限は相手から言われなくても聞くこと」だ。期限であり時間を明確にする事で、自身の仕事を円滑に進ませ、相手からの信頼も得る。
例外なく、仕事が出来ない人、結果が出ていない人は、「期限に対する感覚」が甘いと言える。期限に甘いということは、自分自身に甘いということだ。自分個人としては甘えたいし、楽もしたいだろうが、「本当の意味」で楽をしたいのなら、又、「良い思い」をしたいのなら、自ら勇気を持って「何事においても期限を区切る」クセをつけることをお勧めする。
「期限クセが自身を守る」と断言してもいい。是非、試してみて欲しい。
