(今回はトップページに書いている内容そのままです)
今、建設業界史上で最大の危機かもしれません。とにかく「モノ」がありません。「金額が高い」のではなく無いのです。原油不足によるナフサ関連に伴う塗装や内装関係の材料が不足していると言われていましたが、もはやそれは「材料全般」に行き渡ってきています。そして近いうちに「生活用品全般」にまで行き渡るでしょう。
厳密にはまだ日本は原油不足には陥っていません。今現在は「備蓄分の放出」で国内は補われています。しかし「原材料がもうすぐ入手できなくなるかもしれない」というメーカー側の心理が「出荷抑制」と「生産調整」に入らせ、モノが無くなってしまっているようです。「これはいつまで続くのか?」又、「今後はどう対処すればいいか?」という点が今後のポイントとなります。
私は経済アナリストではありません。よってアメリカ大統領やイランの動きなどは予測できませんが、ある程度の知識を持って普通に考えていけば、今後の事は予測できます。個人的にはこの状況は「あと1年続く」と見ています。例え海峡封鎖が解かれても、すぐにタンカーが来るわけではありません。諸々のタイムラグと、「生産側・市場側・購入側」の3方が、その心理状態も含めて「落ち着く」のを加味すれば、「トータルで1年」というのが最終的な予測地点と言えます。
「その1年をどう過ごすか?」というのが、今後の建設業界各社の生き残り戦略になると言っていいでしょう。
今後やる事として、まずは会社の現在の「受注残」を整理しなければなりません。次に、進んでいる工事とまだ取り掛かっていない工事の分別です。そして今後の受注に対するスタンスの決定です。その上で人件費と固定費の「確認・整理」が必要になります。ここはまず欠かせません。
今後は「この1年の冬眠作戦」を取るのがベストだと私は考えています。そして「いかにして冬眠すればいいのか?」という事を具体的に考えなければなりません。その冬が「もし1年を超えれば」場合によってはもうその先がない会社も出てくるかもしれません。体力のない会社から順番に倒れていく事になります。
そういった事も踏まえると「今のまま」という選択肢だけはあり得ないと思われます。戦争の終結をいくら願っても、先程のタイムラグと市場心理の解放まではどうしても時間はかかるからです。今の状態はどんなに早期解決しても「最低でも半年」は間違いなくかかります。
とにかくすぐに対処に入るべきです。そしてその「冬眠」の1年を無事に突破して生き残った場合、次は高止まりに近い状態になっているであろう「全材料費高による新原価を踏まえた販売戦略」を速攻で取らなければなりません。半年後、1年後に、今までのような「価格帯」の世界はもう戻ってこないからです。淘汰された中での「建設業界の新世界」となっているとも言えます。
早急なる「冬眠の準備」と「冬眠期間における次なる世界への経営対策」こそが、「今」必要となる手段と言えます。
どのように進めていけばいいか、という「対処の支援」をご希望される会社様においては、当社も従来とは全く違う「特別なご支援」を取らせていただきますので、どうか躊躇わずにご連絡いただければと思います。
非常時の今こそ「専門のアドバイザー」が必要かと思います。
