人生に訪れた11回の転機(番外編③)

ゴールデンウイーク版のブログ、その番外編の③になります。これも興味のない人は飛ばしてください。

 

私の人生において「大きな転機」はいつだったかと考えた場合、大きく分けて11回あった。どんな事でも選択を間違えると全然違う道に行ってしまう。それが人生における大きな選択の場合は、自分の人生が全く予想もしない方向に行く事になる。「右か左か」位に大きく変わっていく。

 

そもそも自分は、「ここが人生選択の時か」などと深く考えて今まで選択してきた訳ではないのだが、この11回の選択により「今」の自分で在り、境遇が出来上がってきたことは間違いない。そしてその各選択には一切の後悔はない。それどころか、自分自身で「良くその判断をした」と、有森裕子さんのように「自分で自分を褒めてやりたい」ような思いがある位だ。

 

①高校進学の選択

②大学進学の選択

③就職の選択

 

④結婚の選択

⑤転勤の選択

⑥転職の選択

 

⑦起業の選択

⑧事業ジャンルの選択

⑨出版の選択

 

⑩東京進出の選択

⑪業務縮小の選択

 

第1の選択は高校受験。私の出身高校はそんなに特別な進学校ではない。悪くはない程度、中の上位のまあまあの高校だ。一応進学校ではあったが、県内では5~6番目位、その高校からの大学進学は東京六大学でも下の方、私の出身の法政にちょうど行けるかどうか位の高校だった。私は高校受験時はその高校でも点数が足りず、担任からランクを下げるように言われたが、これ以下の高校だとそれこそ、「それなりの大学」にも行けないと思い受験した。結果、多分ギリで合格。その辺から人生の選択は完全に全て自分自身で決断するようになった。以降の判断は、親にも誰にも一切相談した事はない。

 

第2の選択の法政大学進学。これはほぼ第一志望。よく「滑り止めですか?」と聞かれるが、実は滑り止めなどではない。思いっきり本命だった。他の選択肢も一応あったが、学力的にも校風的にも自分に一番合っていると思って選んだ大学だ。とにかく東京六大学にはこだわった。

 

第3の選択の就職では、地元で「建設部門のある大きい商社」を探した。その条件だと、もうその会社しかなかった。会社はほぼ悩まずに、時間もかけずに大学4年時の春の早々に決めた。そしていつか金沢に戻してもらうつもりで東京支社を希望した。この会社には15年勤めたが、この会社に入って良かったと思っている。今の利益改善のコンサルティングの下地は、完全にこの会社の後半期で出来上がったものだ。

 

第4の選択で今の妻と27才の時に結婚する。そして入社5年目に予定通りに転勤願いを出し、金沢に戻った。これが第5の選択。

 

そして38才で、15年勤めたその商社を辞めて、コンサルティング会社に転職する。これが第6の選択。その後、40才で「起業を決意」する第7の選択。その後、コンサルティングのジャンルを建設業界一本に特化した。実は当社は最初は建設業界専門のコンサルティング会社ではなかった。これが第8の選択。

 

その後の第9の選択である出版の選択。ここはかなり迷った。その時点での仕事は「銀行との連携も強固」なものになっており、新規の仕事をひたすら依頼され続け、仕事に困る事などは全く無かった。しかし「近い将来」を考えた時に、ここで銀行との連携に「依存」していては、後の対応が出来なくなると思い、出版を選択した。広告費の補助も含めて、それなりに費用はかかった。結果、この判断が今に繋がる事になる。ここは本当に大きな決断だった。書籍がこんなに売れるとは夢にも思わなかったし、出版した幻冬舎の人達も、信じられないと言っていた。著書は合計で4冊にもなり、累計で8万部にもなった。

 

そして第10の選択である東京進出の選択。子供達の東京の大学への進学が契機になったのだが、仕事も全国規模になってきていたので、色々な意味でここの選択も大きかった。これが今の生活の基盤になっている。

 

そしてコロナ前に業務を一気に縮小する第11の選択、これは「今までとは逆の方向」なので、かなり迷った。「ここまで増やしてきた仕事を自分から手放していいものだろうか?」という個人的な面と、何より「顧問先の方々からの同意」を得なければならないという点が重要だった。

 

以上がざっと私個人の人生における「11個の大きな選択」だ。

 

結婚からの転勤・転職位までは、概ね誰にでもありそうな選択だが、その後の「起業」「出版」「東京進出」などは、そんなには多くの人は経験しないかもしれない。そして私の場合は、この3つが人生を大きく変えた転機となった。

 

選択の際にどう選ぶか、何を選ぶか、そもそもどういう選択肢の中から選ぶか、という事があるが、常に選択肢を掲げ、選択肢を見つめながら、自分が思うタイミングより「かなり早く」決断する事が大事なのかもしれない。機が熟したらとか、その時が来れば、などという時は大体が手遅れであり、もうタイミングを逸している事がほとんどだからだ。

 

最低限のリスクのない所に成功はない。人生のどこかのタイミングでは、「リスクを持ちながら」挑戦するのが望ましいと個人的には思っている。

 

現状の仕事や、今後の選択を迷っている方々がいれば、何らかの参考になるかと思い、今回はありのままに書いてみました。