他者から見て自分がどういう状態かを真剣に考えてみる

本当にどうしようもないな、と思われる経営者がいる。社員から見ても、その取引先から見ても、そして私などの立場から見ても、「この人、本当にどうしようもないな」という経営者の方達だ。

 

しかしそういった経営者達にその自覚は全くない。自身に問題があるなどとは微塵も思っていないのだ。これは経営コンサルティングという仕事を19年もやってきた経験で非常に強く言える事だ。

 

そういった経営者の方達の会社の状態は良くない。利益はほとんど出ていないどころか赤字の年も多い。そもそも最終の純利益などは数百万円程度では利益が出ているとは言えない。会社の規模に関わらず、最低でも1000万円以上の利益をほとんどの年で出していて初めて「まあまあの会社」と言えるからだ。そこがなされていない時点で、会社の状態は良くないと言える。資金繰りもいいとは言えないだろう。借入金が多い会社などの場合は論外とも言える。

 

但し、それらを経営者自身が「自分ごととして自覚」していればそれでいいと思う。結果として良くはなっていないが、そこに「改善への大きな意思」を持てばいいだけだからだ。しかしそういった状態の会社の経営者の多くにはそういった自覚も意思もない。逆に言えば自覚がないから、そういう結果となり、その結果は延々と続いていっていると言える。

 

そういった人達はその態度も良くない。顔つき、目つき、佇まい、座り方、歩き方、話し方、話す内容、身体の姿勢、返信等のリアクションなど、何をとってもほぼよくない。ただ、これは経営者に限らず誰であっても言える事だ。その1つでも良くない人はもう全てが良くない。その状態でうまく行っている人などは本当に見た事がない。

 

自分は客観的に見てどういう状態なのかを考えてみた方がいいと思う。

 

しかし、考える事そのものが出来ていないからそうなってしまうのだろう。結果が出ていない経営者であり、結果が出てない人はそこをまずは考えた方がいい。そこを考えて、考え直し、行動や態度を変えていかないと今の自社の状態であり人生は決して変わらないだろう。

 

誰もが幸せになりたいと思っている。誰もが成功したいと思っている。誰もが収入を大きく上げたいと思っているのに、そこが人によって大きな差が出ているというのは、何かを変えなければならないという事だろう。しかし人は自分を変えない。

 

①収入は満足のいくものになっているか。他者から羨まれるレベルにあるか。

②外見は悪くないか。敬遠されがちな「体型」になっていたり、物理的にも嫌な「体臭」を出していないか。

③伴侶から尊敬されているか。感謝されているか。伴侶に幸せを感じさせているか。

④子供から尊敬されているか。良き親になっているか。価値のある親となっているか。

⑤自分自身は今の自分の状態に心から満足しているか。

 

上記の①~④が客観的になっていない時点で、もうそれは良くないという事だ。自分自身がいくら「自分は頑張っている」「自分はまあまあイケている」と思っていた所で、客観的な①~④を「周りの人が」思っていない時点で、その状態は良くないと言える。自分自身がどう思っているかなんてもうどうでもいい事なのだ。

 

全ては「周りがどう見ているか」になる。大した収入もなく、見栄えの良い清潔な外見になっておらず、伴侶からも子供達からも尊敬や信頼を抱かれていないという事そのものがもう良くないという事だ。

 

という事を「私自身が自覚しなければならない」、と日々思っている、というだけのお話でした。